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215話

私の激しい鼓動はようやく落ち着いてきたが、なぜか黄石川が徐玲玲を犬のように扱い、彼女を乱暴に扱っている光景、そして徐玲玲がそれに溺れているような様子が、どうしても頭から離れない。

おそらく私にとって、女性を好き放題に辱める感覚には、より強い罪悪感がある。そしてその感覚が興奮を何倍にも高め、道徳観を打ち消してしまうのだ。

この午前中はずっと上の空で、図らずも会社の二人の上司の大きな秘密を知ってしまい、どうすればいいのか分からなくなった。

今はこれらすべてを知らないふりをするしかない。だが、あの録画は私の脳を洗ったかのように、頭の中でその光景が繰り返し再生されている。

一日中ぼんやりとした...