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177話

「私は目の前の小敏と話し始めた。

今夜の小敏はずっとほとんど話さず、大半は小孫と私が話したり、彼が妻と会話している時間が多かった。

私はまだ小敏とちゃんと話していなかった。

今、若い男と妻がトイレに行ったせいか、女の子の緊張感が和らいだようだ。

徐々にリラックスして、私との会話を始めた。

気づけば10分近く経っていて、その時になってようやく違和感を覚えた。妻と彼がトイレに行ってから、時間がかかりすぎているのではないか。

疑問が湧いたその瞬間、妻と若い男が私たちの方へ歩いてくるのが見えた。

男の子は嬉しそうな笑顔を浮かべていたが、片手をポケットに突っ込んで歩いている。その様子を見て思わず笑いそう...