Read with BonusRead with Bonus

1142話

いつの間にか郭卿敏について画像能力の階の別の部屋に来ていた。

中に入ると、ここはオフィスのようで、机や椅子、ソファなど、すべての配置がそれらしい。

「タバコはテーブルの上にあるから、自分で取って」郭卿敏が入ってきて私に言った。

私がソファに座ってまだタバコに手を伸ばす前に、彼女が両手を脇の下に当て、腕を交差させて自分のパーカーを掴むと上へ脱ぎ始め、うっすらと人魚線の見える魅惑的な腹部を露わにした。

ソファに座ってタバコを手にした私は、郭卿敏が上半身のパーカーを脱ぎ終えると、慌てて視線を彼女から逸らし、鼓動が早まる中、落ち着かない様子でタバコを取り出して火をつけ、深く一服した。

しかし、あの白い...