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1137話

「その後のことは、すべてが楽になった。セクシーな腰と尻を揺らしながら、一人の女の子が私をエレベーターまで直接送ってくれたほどだ。

最後には申し訳なさそうに、彼女たちにはあの階に行く資格がないから、そうでなければ案内してくれたのに、と言われた。

女の子が謝り続ける様子に、私までなんだか居心地悪くなってしまった。

エレベーターが開き、私が一歩踏み出した瞬間、目の前の予想外の光景に再び足が止まった。

この廊下には高級なカーペットが敷かれ、細部に至るまで全てが高級感に溢れていた。しかし、そこに立っていたのはサービススタッフではなく、凶悪な風貌の男たちだった。

彼らは下の階の連中よりも地味な格好をしてお...