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1085話

「優雅で知的な女性を抱きながら、腰の動きを速め、妻の臀部を突き上げる動作はさらに激しくなっていった。

妻はソファーでかなりの間休んでいた。本来なら私が妻を支えてトイレに連れて行き、身支度を整えさせるつもりだった。

だが、その役目は季安燕が自ら買って出てくれた。

服装が既に乱れきった季安燕が、マスクをつけたままの私の妻をそっと支えながらトイレへ連れていく姿を見つめていた。

私は満足感に浸りながらタバコに火をつけ、一服し始めた。

今日の出来事は残念ではあったが、許容範囲内だと言えるだろう。

そうこうするうちに、トイレからは水が流れる音が聞こえ、その後、季安燕が私の妻を支えて浴室に向かう姿が見え...