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1082話

「見えないその男の顔、あの低い嗚咽のような声だけで、間違いなく醜くて気持ち悪い男だと感じた。それでも妻はこの状態で、自分を抑えられず、まるでネットでのやり取りの時のように、王建の言葉に合わせて口を開いた。

「ダーリン、ご主人様、お願い、早く入れて、もう我慢できないの」妻は身体をくねらせながら言葉を発した。その声は掠れて震えていて、渇望と耐えられない欲望で、妻はもう慎みや優雅さを捨て去り、ただ肉体の素晴らしい満足を得たいという思いだけだった。

王建は得意げな表情で誇らしげに、少し体を動かして妻の前に跪き、妻の手首を掴んで自分のものの上に置いた。

妻の手のひらが彼のあの熱く硬度の高いものを握...