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825話

劉俊剛は二度目のエクスタシーを迎えた。その時すでに県城の近くまで着いていた。遠くに見える料金所を眺め、劉俊剛は深く息を吸い込み、先ほどの快感を体内に封じ込めた。隣に座る白凝紫を見つめ、笑いながら言った。

「俺は気持ち良かったけど、お前はどうだ?体の調子は」

「もう、あなたったら。人が今どれだけ、あの、したいか分かってて、わざとそんなこと聞くなんて」

白凝紫は劉俊剛を一瞥し、声は完全に色っぽさに満ちていた。

白凝紫の言葉を聞いて、劉俊剛は思わず大笑いした。そして言った。

「待っててくれ。もうすぐ県内に着くから、ちゃんとやろうな。少なくとも一回は、お前を十回も八回も絶頂させてやるよ」

劉俊剛の...