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536話

劉俊剛がそのニュースを正式に発表したとき、趙婷婷と劉嫣然は嬉しさのあまり飛び上がった。また県城に戻れるのだ。この二人の少女にとって、これ以上ない朗報だった。結局、県城には既に3年も住んでいて、その場所にも非常に馴染んでいた。それに、県城には遊べるものがもっとたくさんあるのだ。沈小愛はそれほど反対ではなかった。どうせ沈小愛もすぐに県城に行って学校に通うことになるし、毎日劉俊剛お兄ちゃんと一緒にいられるのは、とても素晴らしいことだと思っていた。

むしろ嫂子の方が今は心配していた。自分がこうして劉俊剛と一緒に県城へ行くなんて、どういうことなのだろう。自分は劉俊剛の義姉に過ぎないのに、こうして義弟に...