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46話

「詩墨、そんなことはよくないよ」劉俊剛は口ではそう言いながらも、目は張詩墨の胸元の景色から離れなかった。たった今、義姉と情事を終えたばかりなのに、今度は義妹がこんな姿で自分の前に現れるなんて。劉俊剛は思わず二人の体を比較してしまった。義姉の胸はより豊満で、成熟した女性の香りを漂わせている。一方、この義妹は少し小ぶりながらも張りのある胸をしており、若さあふれる色気を放っていた。

張詩墨は義兄の言葉を聞いて美しい目で劉俊剛を睨みつけた。この義兄ったら、明らかに自分を見たいくせに、口では認めないなんて。

張詩墨は両手で毛布を完全に引き剥がした。「くすくす、義兄さん、これの方がもっといいでしょ?」劉...