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445話

「開いてくれないと、出られないんだよ」劉俊剛は少し呆れて言った。この柳菲は今さぞ緊張しているに違いない。そうでなければ、こんなに両足をきつく閉じたままのはずがない。

「あっ」柳菲は慌てて足を開いたが、開いた瞬間、下半身がひんやりとするのに気づいた。そこで彼女はようやく、自分の下着が劉俊剛によって脱がされていたことを思い出した。慌てて下着を引き上げ、身につけると、服を少し整えてからアクセルを踏み込み、車は道路へと疾走していった。

遠くには二人の声がまだ聞こえていた。「あなたが悪いのよ、どうしてあんなところでキスするのよ」「僕のせいじゃないよ、あの時は思わず…だって、こんなに美しい妻がいるんだ...