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427話

会計が近づくと、劉俊剛と鄭秋萌の二人がソファに並んで座っていた。劉俊剛は目を細めて張子揚の方を見つめていた。面白いことが始まるのを知っていたからだ。鄭秋萌は劉俊剛が先ほどほとんど暴飲暴食と言えるほど食べたのを見ていた。張子揚との意地の張り合いだとわかっていても、何か問題を起こさないか心配だった。

「剛ちゃん、さっきあんなに飲んで大丈夫?」

「ふふ、もちろん大丈夫じゃないさ。今はほろ酔い気分で、これからショータイムだ」

劉俊剛はそう言いながら、大きな手を鄭秋萌の背後から伸ばし、彼女のスカートをめくり上げ、下着越しに滑らかな肌を撫で回した。

「ショータイム?」

鄭秋萌は劉俊剛にそんな風に...