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325話

これは他の誰でもなく、父親のもう一人の愛人だった。七爺の愛人と他の役人たちの愛人は明らかに違っていた。他の役人たちが愛人を囲おうとすれば、必ず隠れてこっそりとしなければならず、堂々とはできなかった。しかし七爺の家では、老人は息子が愛人を囲うことを公然と支持し、多ければ多いほど良いと考えていた。さらに老人は、囲われた娘たちは皆家に住んでも良いと言い渡していた。どうせ七爺の別荘は千平方メートル以上あり、何人かの娘が住んでも何の問題もなかった。

この南宮という娘もその一人だった。正確に言えば、南宮姝は七爺の十三番目の妾のようなものだったが、残念なことに、七爺がどれほど耕しても種を蒔くことができなか...