華の都の遊び人

919話

「大丈夫よ。彼と付き合うことに決めたの？」と私は尋ねた。

「まだはっきり決めてないわ。気長に付き合ってみるつもり！」小玉は笑って言った。「確かに彼の条件はいいし、女は結局誰かに頼らなきゃいけないでしょ」

「小玉、前に君はクズ男に引っかかったじゃない。やっぱり注意した方がいいと思うよ。彼が雪姉さんを見た時の目つき、明らかにおかしかったよ。彼女の君なんて全然眼中にないみたいだった」

「はぁ、男なんてみんなそんなものよ。美人を見たらフラフラするのよ。そんなことで嫉妬する気もないわ。お金を使ってくれればそれでいいのよ、ふふっ」小玉は笑った。

私はある程度理解した。小玉は楊健のお金目当てなのだ。...