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908話

「銀液の成分検査をされるんじゃないかと心配だ。

だから、自分で製品を作って、販売だけ彼らに任せようと思う。

私が彼らに目をつけたのは、合法的な医薬品販売権を持っているからだ。

でも、高院長のことも思い浮かんだ。

薬の販売は結局のところ病院を通じて行われることが多いし、私の量はそれほど多くないから、直接高院長に代理販売してもらった方がいいかもしれない。

私たちの関係はとても良好だし、彼も私の医術を認めてくれている。

しかし、そうなると合法性の問題がまだ残る。

そこで、やはり陳姉さんのことを思いついた。

彼女は薬材会社を持っているし、自分自身も漢方薬の研究をしている。合法性の問題は彼女なら解決でき...