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87話

「考えてみれば、羅春花が村からここまで来るのに半時間くらいかかるから、彼女が出てきた後に何かあったのかもしれないね」

「お義姉さん、母さんが電話で泣いていたんだ。本当に大変なことが起きたみたいだ。やっぱり家に戻って様子を見ないと！」

「え、あなたのお母さんが泣いてたの？でも私が出てくる時は村は何も変わったことなかったわよ。この半時間で何があったっていうの？ちゃんと聞いたの？」

明らかに羅春花は今回の計画が台無しになることを不満に思っていた。

でも俺はもう彼女とふざけている気分じゃなかった。大変なことがなければ、母さんは泣いたりしないはずだ。

「聞いたけど、何も言わなかった。ただ急いで...