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852話

「彼の態度はとても誠実で、国のためを思う気持ちが伝わってきた。私は微笑んで答えた。「徐老、お話したくないわけではありません。ただ、私に古武術を教えてくれた達人は、自分の身分さえ明かしてくれなかったんです。だから私にもお伝えできないんですよ。ただ運良く山で薬草を採っていたとき、達人に出会い、古武術を教わっただけなんです」

私は当然、周先輩のことには触れなかった。話せば二人の命に関わる話になってしまう。私が殺したわけではないが、余計な問題は避けたほうがいい。

「ふふ、それじゃまるで小説みたいじゃないか。主人公がうっかり奇遇に恵まれて、絶世の高手になるとはな、はっはっは！」

どうやら徐老は私の...