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824話

梅子の目に宿る崇拝の眼差しを見た。

私はある種の人の前では目立たないよう、控えめにしておくべきだと思っている。

だが、梅子の前ではそんな必要はない。彼女に分からせたい、私はもう昔の私ではないということを。

実力で彼女を圧倒してみせる!

彼女が環境の変化によって私を遠ざけることなく、時間が経っても私への好意が薄れていないことに、やはり安堵している。

梅子の両親は外出から一時間ほどで戻ってきた。

蘇父は黒いビニール袋を手に提げて、入ってくるなり言った。「金水、この天然のフナは本当に見つけるのが難しかったよ。五匹しか見つからなかったが、足りるかな?」

「確かに天然ものですか?」

「確認済みだ」

「で...