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814話

この銀液は、動物にも効果があるようだ。

肉を一切れ犬に投げ、器に水を注いで、そこに銀液を一滴混ぜてやった。

それから、ピックアップトラックから鉢植えの薬草を次々と庭に運び入れた。

仕方ない、これら生命を持つものは空間指輪に入れることができないのだ。

結局、百鉢以上の薬草が庭の半分以上を埋め尽くすことになった。

阿黄は食べ終わると、私の傍らに寄り添い、尻尾を振っていた。

「阿黄、これからは俺がいない時、こいつらを見張っていてくれ。誰にも盗ませるなよ!」

阿黄は理解したかのように、クンクンと応えた。

銀液を継続的に与えれば、きっと知能も上がっていくだろう。

それから、いくつかの水盆に銀液を注ぎ、薄...