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804話

謝飛はドアを開けて入ってきた。

昨日と比べると、彼はまるで別人のようになっていた。以前の傲慢な態度は影も形もなく、まるで十歳以上も老け込んだように見える。露出した皮膚には不気味な黒い斑点が現れ、不快な臭いを放っていた。

これが「蝕心腐骨丹」の発作後の後遺症だ。あと数回発作を起こせば、こいつはおしまいだろう。

マリナは以前彼に会ったことがなかったが、この姿を見て気分が悪くなったのか、顔を背けてしまった。

謝飛は私の前まで来ると、そのまま跪いた。

「ワンさん、お願いです、早く解毒剤をください。もう耐えられません!」謝飛は哀願した。

この毒が発作を起こすとき、普通の人間には耐えられない苦しみがある。...