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691話

「はぁ、こんな変事があった後で、どれだけの人が戻って来てくれるか分からないわ。そうだ、金水、あなたはもう店に戻って来られるの?」

「ああ、もちろんだよ!」

「あなたが来てくれれば、きっと商売も上向くわ」義姉はそう言うと、トイレへ入っていった。

この隙に、私は功徳瓶を取り出して確認してみた。中の銀の液体は確かに前より少し増えていて、露の雫のようだった。

そのとき、また携帯が鳴った。

見てみると、なんと小青からだった!

小青は趙姉さんがもう出て行ったこと、そして小氷が私に会いたがっていると言った。彼女と遊んであげる時間があるか、報酬は出すと言うのだ。

私は承諾した。報酬はいらないと。

彼女は明日の...