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631話

「彼はもう戻ってこないわ。そして、次の男性を見つけるまで、私があなたの発散を手伝ってあげられるよ」

話しながら、私の手はすでに彼女の太ももに触れていた。

義姉さんの体が再び震え始めた。

「義姉さん、男を求めるのはあなたの罪じゃない。誰だって相手を求めるものでしょう?以前も私たちはそうだった、今だってできる。知ってるでしょう、私と梅子は名ばかりで、法律上も認められていない関係だ。彼女が今後も残れるかどうかも分からないんだから」

「金水、やめて、また私を誘惑しているわ」義姉さんは両腕を胸の前で組んだ。

しかし、彼女の目に宿る欲望が見て取れた。

彼女はまた葛藤している、ただ迷っているだけだ。

「義姉...