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602話

しかし、陳主管がこんな風に誘惑してくるなんて、俺がどうして耐えられるだろうか?

彼女はもともと俺の妄想の対象だったんだ!

言ったじゃないか、彼女が目の前に立っているだけで、服を脱がなくても、俺の頭の中はそういう衝動でいっぱいになるって。

ましてや今、彼女は服を脱いで、俺と寝たいなんて言ってるんだ。だから、もう制御できない。彼女にこうして触れられただけで、俺は完全に崩壊してしまうんだ!

「陳主管、やめてください!」

俺は慌てて一歩後ずさり、両手で再び急所を守った。

「くすくす!」

陳主管が笑い出した。その眼差しは、まるで罠に落ちた獲物を見るかのようだった。

「陳主管、僕、あの——」言葉がう...