華の都の遊び人

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580話

私は中から歩いて出た。

小玉が私を連れて座らせた。

20分後、マリナはベッドから降りてきて、私に別れを告げた後、洋洋と一緒に戻っていった。

その後、私はずっと手持ち無沙汰だった。

10時近くになると、小玉が「もう帰っていいわよ」と言った。

美容部と足浴部では勤務時間が違うらしい。

こちらは午後2時から10時までの一シフトだけだった。

着替えて仕事を終え、小玉が私を送ってくれた。

車から降りようとしたとき、見覚えのある人物が通りから路地に曲がるのが目に入った。

あいつは李傑だ!

しばらく会っていなかった。

こんな時間に何しに来たんだ?

義姉さんと梅子はまだ仕事中のはずだ。

車を降りる直前、李傑が...