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567話

「後ろ姿から見たら、絶対に女の子だよ!」

「思い切ってかつらでもかぶせちゃえば?」

数人の女の子たちがあれこれと言い合い、本当に恥ずかしくて死にそうだった。

でも、心の中では嬉しかった。やはりここは賑やかだからだ。

小玉さんは私を引っ張って座らせ、この場所のレイアウトを説明してくれた。

会員は隣の別のドアから直接入ってくるからだ。そこはサウナ室と繋がっているので、ここでは足を洗う必要がないのだという。

そのため、小芳さんは基本的に何もすることがなく、私を案内するだけで、隣にあるベッドが私の作業ベッドだった。

私は気づいたが、各ベッドは病院の病室のようにカーテンで囲むことができるようになっていた...