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564話

「はい、陳主任」

小玉が私の手を引いて、トイレに入った。

「しっかり頑張ってね!」小玉は念を押した。

「わかってるよ。昨日、マッサージしたでしょう?」

小玉は微笑んだ。

手を洗い終えて出てくると、陳主任が服を脱ぎ始めるところだった。

「小玉、先に出ていいわ!」

小玉は部屋を出て、ドアを閉めた。

私は唾を飲み込んでから言った。「陳主任、一つ質問があるんですが、言うべきか迷っています」

「言ってみなさい!」

「以前マッサージ店で働いていた時、女性のお客様の敏感な部分をマッサージすると、反応されることがあって、その、声を出されたりして...それを聞くと私も反応してしまうんです。これは本当にコントロー...