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553話

「ララって何なのかは知っているよ、前に陳二狗が言ってたことだけど、まだ実際に見たことなかったんだ!」

そりゃそうだ、あんな格好で、女らしさが微塵もない。私を見る目は冷たいのに、小玉を見る目はすごく感情的だ。

「ああ、聞いたことあるよ。彼女って男みたいな顔立ちなの?」私はとぼけたように尋ねた。

「そうでもないわ。どちらかというと中性的な顔立ちで、男っぽい格好が好きなだけ。気をつけなさいよ、彼女は男に良い感情を持ってないし、部下への管理もすごく厳しいんだから!」

「ああ、なるほど。話す時の声も冷たかったし、気をつけるよ。ところで、君はその...男女両方いける方じゃないよね?」

小玉は少し笑って、「...