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552話

私は慌てて立ち上がり、「萍姐、ようこそ!」と声をかけた。

すぐに不思議に思った。お客さんに会えば「姐」と呼ぶだけではないのか。なぜ今回は小玉が名前まで付けたのだろう?

「小玉、あなたが彼を指導していたのね!」その萍姐は微笑んだ。

「そうよ、萍姐。知らなかったの?」

「この二日ほど外出していて、今帰ってきたところなの。さっき宋主管に会って初めて聞いたから、ちょっと見に来たのよ」

萍姐は話しながら、私のことをじろじろと観察していた。

わかった。彼女はお客さんではなく、管理スタッフなのだ。

「金水、彼女は萍姐よ。足浴部のマッサージ師を管理する組長で、私たちの直属の上司なの」と小玉が説明した。

やばい...