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510話

「林晓娟が身体を少し横に向けるのが見えたので、私は手探りでトイレに入った。

まず水を止めてから、林晓娟に背を向けて小便を始めた。

「ほら見ろよ、林晓娟。さっきトイレに入れてくれてたら、お前は転ばなかったかもしれないんだぞ。これが因果応報ってやつだな！」私は意地悪く喜んで言った。

「汪金水、結局私を引き上げてくれるの？」林晓娟は怒り心頭だった。

「引き上げないよ。どうした？俺だって前に散々痛い目に遭ったんだからな」私は振り向いて、出ようとした。

すると、彼女が片手で私の足を掴んだ。

「何するんだよ？」

「私を助けないなら、出さないわよ！」彼女は意地になって言った。

「いいよ。どうせ俺は服着てるし...