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484話

「えっと——」

「義姉さん、実は秦姐の胸や敏感な部分もマッサージしてたんですよ。今みたいに」

「そう?」

「もちろんです。彼女、生理痛があるから、敏感な部位もマッサージしないといけないんです。それに胸が大きいから、垂れないようにって胸もマッサージしてたんですよ!」

「でも彼女は私みたいに、あなたに——」義姉さんは言葉に詰まった。

「それは義姉さんが僕のことを理解してくれてるからですよ!優しいから!秦姐とは普通の関係で、せいぜい他のお客さんより少し親しいくらいです。彼女にそんなことお願いできませんよ!義姉さん、ただ僕を助けてくれてるだけなんです。盲目の人間を。もし僕が目が見えてたら、義姉さんもこ...