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421話

「ねえねえ、話をそらさないでよ!」

「痛いって、引っ張らないで!」

「もうダメ、離して、口を離して!」

「ああもう、噛むのやめてよ!」

「やめて、舐めないで、もう耐えられない!」

「あぁ、苦しい、離して!」

小娟の表情はとても豊かで、顔が赤くなったり青ざめたり、全身が震えていた。

義姉さんの顔は真っ黒になった。

最後に、義姉さんは録音を止めた。

「林暁娟、今はっきり分かっただろ?親切にシャワーをかけてあげたのに、あんたは私から離れずに、私を軍兄さんと勘違いして、あわや大事なところを噛みちぎるところだったんだぞ」と私は言った。

「あなたは——」林暁娟は身を翻すと、「うぇっ」と声を上げて、また一気...