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412話

「くっ!」

また二杯ほど飲み干したところで、私は酔ったふりを始めた。頭をドンとテーブルに落とし、「今日は本当に楽しいな、飲もう、もっと飲もうぜ!」

空になったグラスを掲げるが、力なく下ろした。

酔っ払いの明らかな特徴といえば、自分から酒をねだることだ。

「金水、あなた酔ってるわよ!」

「酔ってなんかいないさ、もっと飲むぞ!楽しいんだ、思いっきり飲もうぜ!」

「いいわよ、じゃあこうしましょう。あなたはちょっと横になって、それから続けましょう!」

「ああ、少し横になって、それからまた飲むんだ!」

そう言いながら、私の体はテーブルの下へと滑り落ちた。

「ほら、小鳳、金水をベッドまで運びましょう!」

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