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411話

「僕は偽りの気遣いを見せて言った。

「前に送ったことあるし、住所知ってるよ」と美ちゃんが言った。

「もう引っ越したんだ、そこにはいないよ」そう言って、僕は新しい住所を教えてあげた。

「わかった、安心して飲んで!」

僕はそれじゃと遠慮なく飲み始めた。

美ちゃんはしきりに酒を勧めてきた。

僕は気づいた、乾杯した後、彼女と鳳ちゃんはあまり飲んでいないことに。

やっぱり何か企んでるな!

きっと美ちゃんは前回のことを鳳ちゃんに話したんだろう。

僕たちは飲みながら子供の頃の話をした。

ビールを三本飲んだ後、物足りなくなって、自分から「ビールじゃ物足りないな、白酒を少し飲もうかな」と言った。

「いいわよ!」...