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396話

「あぁ、気持ちいい!」

「はぁ、最高!」

「男の人の手って自分の手とは全然違うわね!」

彼女は目を閉じ、顔を紅潮させ、甘い吐息がだんだん大きくなっていく。

思わず言わざるを得なかった。「丹丹、小芳がまだ外にいるよ。聞こえちゃうかもしれないよ」

内側と外側は曇りガラスのドア一枚で仕切られているだけで、部屋の内外ほど防音効果はない。

丹丹は目を開け、やっとその問題に気づいたようだ。彼女はガラスドアを見上げて「中の様子は見えるの?」

「はっきりとは見えないよ。二つのぼんやりとした影が見える程度さ」

丹丹はほっと息をついた。「彼女、突然入ってきたりしない?」

「ないよ。僕が呼ばない限りは」

「じゃあ胸...