華の都の遊び人

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392話

ドアベルを押すと、すぐに中にいる人に聞こえた。

ちくしょう!

俺と麗々はもうズボンを脱いでいたのに、ドアベルが鳴りやがった!

壁の時計を見ると、げっ、もう四時過ぎじゃないか、仕事の時間だ!

誰が来ようと、もう麗々とできるわけないじゃないか!

「早く、早くズボン履いて、俺が出て見てくる!」

急いでズボンを引き上げながら、心の中で悪態をついた。

麗々も少し慌てて、急いでズボンを上げている。

俺は上着は脱いでなかったから、ズボンを履いて外に向かったが、このとき、下はまだ勃っていた!

必死に気持ちを落ち着かせながら、ドアの前まで来た。

「誰だ、ドアベル押したの?」ドアに張り付いて尋ねた。

「私よ、梅子...