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385話

「小坊主、よく本当のことを言えるな!」馬姉さんが鼻を鳴らした。

「はぁ、馬姉さん、私だって大金稼ぎたいですよ、でも本当にそんな度胸ないんです!そうそう、効果を出すなら、明日は鍼も使わないといけませんね!」

馬姉さんの肉付きのいい顔がピクッと動くのが見えた。「痛くないの?」

「馬姉さん、少し痛みますけど、そうしないと、手だけだと、私の指の力があなたのツボまで十分浸透できないんです。やっぱり肉が多すぎるせいで。鍼ならその問題を解決できます!」と私は説明した。

「小坊主、鍼で人が死ぬこともあるって聞いたけど、お前みたいな盲人に自信あるのか?」馬姉さんは躊躇していた。

「ご安心を、私はツボを見つけて鍼...