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338話

六時近くになって、私たちは広場へ向かった。

出かける前に秦姉さんと約束していたのだ。彼女に食事をごちそうするために。

彼女は私たちの結婚式に参加できなかったので、その埋め合わせをするというわけだ。これは両親からの言いつけでもあった。

場所は秦姉さんが選んだ。

私は梅子に多めにお金を持っていくよう言った。都会の物価は安くないし、秦姉さんにあまり安っぽい食事をごちそうするわけにもいかない！

そこで梅子はようやく恥ずかしそうに打ち明けた。あの六千元のうち、実家に帰った時に親戚を何テーブルか招待したので、二千元しか残っていないと。

もちろん私は彼女を責めたりはしなかった。

あの結婚披露宴の時、彼女の家...