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316話

「教えなかったっけ?この薬にはもう一つ通俗的な名前があるんだ、『バイアグラ』って!」

「ああ、これがバイアグラなのか!」私はすぐに梅子の彼氏のことを思い出した。彼もバイアグラだった。

「そうさ、これは精力剤の一種だよ。時々、俺も一錠飲むんだ」

「お前みたいな若い奴が何で飲む必要があるんだ?勃起不全か早漏なのか?あの日、お前の部屋で、あの女の子とずいぶん長くやってただろ?」

「俺の体に問題はないさ。でもな、時々女の子と遊びに行く時、カッコつけるために一錠飲むんだよ。あの子たちを『アンアン』言わせるためにさ、ハハハ!男ってのはこの世に生きてるのは女を征服するためだろ?女を服従させるのって、...