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304話

「これは——」

私は少し進退窮まっていた。

よく考えてみれば、彼女にマッサージをしても、別に問題はないだろう?彼女が義姉の前で私について何を言えるというのか?

「わかったよ、揉んであげるよ。これはあなたが頼んだことだからね」

「金水お兄さん、どうしてそんなに臆病なの?これからも店で働くんでしょ、お客さんにマッサージするんだから!」

「それはそうだな」

私は歩み寄り、ベッドに手を触れて腰を下ろした。

林暁娟は服をめくり上げ、白くて平らなお腹を露わにした。

突然思いついた。彼女が後で義姉の前で私が彼女に手を出したと言い出したらどうしよう?

これは罠じゃないか!

すぐに躊躇い始めた。

だがその時、林...