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290話

「くすくす、それは違うわよ!あなたは目が見えないふりをしているだけでしょう。どうせ義姉さんやメイにこっそり見てるんだから、お店で働いたら他の女性客も覗き見できるかもしれないじゃない。私が見られたところで大した問題じゃないわ。どう?見たい?」

「やめておくよ、秦姉さん。あなたはころころ気が変わるから、次は何を仕掛けてくるか分からないし」

私は誘惑に乗らないふりをした。

「くすくす、本当に私に懲りちゃったのね!あなたが面白い人だから、からかいたくなるだけよ。考えてみなさいよ、あなたと私は全く違う世界の人間で、あなたの技術がいいからマッサージをしてもらってるの。デリケートな場所をマッサージしても、...