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2792話

「これは絶対にわざとだ」私は覚悟を決めた。今までこの女に対して優しすぎたんだ。今日こそ男を見せつけて、お前を従わせてやる。

先ほど外出する時に思いついたアイデアが閃いた。そうだ、こうしよう。俺は裸のままの韓雪柔を肩に担ぎ上げ、レザーソファに放り投げた。水滴がソファの革に飛び散る。

キスなんかしなくていい。俺はいつだって先に行動するタイプだ。彼女をソファにうつ伏せにして押さえつけた。

彼女の言葉通り、最初にしたように、シャワーを浴びたばかりの香り高い身体を再びマッサージし始めた。

今回は先ほどよりさらに露骨に、完全に彼女の敏感な部分だけを狙って、彼女の身体の火を徹底的に燃やす気でいた。

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