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2747話

「はぁ……ふぅ……」

まさか石鹸で体を洗ってもらうだけで、こんなにも内側から湧き上がる満足感を覚えるとは思わなかった。こういうことは、やはり相手次第なのだろう。

幾多の女性を経験してきた後では、若い劉薇や王梅梅、艶やかな人妻の金香月、そして熟れきった劉翠児のような女たちを知った後では、もうこんな感動は味わえないだろうと思っていた。

特に今しがた別れようとしていたのに、一転して手に入れた喜び。彼女が突然こんなことまでしてくれるようになるなんて!

下半身が滑らかな石鹸と柔らかな手のひらで優しく洗われる感触に、彼女の艶やかな顔を見つめながら、小犊子は思わずにいられなかった。彼女も自分の「麺」を味わ...