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2728話

「もういい!もういい!やっぱり余計なことはしないほうがいい。今は自分に女房が足りないわけでもないのに、こんな時に人の妻である真っ当な女を抱くなんて、どう考えても筋が通らない」

私は女を押しのけた。彼女をAVの女優だと思うしかない。せいぜい自分で片付けるだけで...

だが押しても動かない。女は全く従わず、むしろ刺激されてさらにしがみついてきて、一気に私の頭を二つの山の間に押し込んできた。

くそっ!降参したのにダメか。俺は気が狂いそうだ。下の方だけを守るしかない。彼女が腰を下ろしたら、折れてしまいそうで怖い。

くそくそくそ...

心の中では毎瞬、葛藤と迷いが繰り返される。女がここまでなら...