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2608話

「そうだな、うっかり舞い上がって尻尾を出したら、飯食った後に帰ってきたら話がポシャるかもしれないな。それこそ吐血もんだ。「わかったわかった、じゃあ俺たち二人だけにしよう。あとでお前の母ちゃんには別に感謝するよ」

王梅梅はその言葉を聞くとたちまち小狐のような笑みを浮かべ、車内に滑り込むと一気にドアを閉めた。後ろに座席があるのに座らず、わざわざ前の方へ来て、弾力のある尻をぎゅっと押し込むように座った。

右太ももから伝わってくる素晴らしい感触に、俺はたちまち心ここにあらず。前回は確か彼女を劉翠児と間違えて、お尻に向かって一発かましたんだっけ。あの時この娘は尻を押さえて飛び上がって、恥ずかしさで真...