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257話

「何か裏があるんじゃないかと思うんだがな」

だが、俺は梅子を抱いているのだ。彼女が俺の上に覆いかぶさっている。俺が彼女の隙に乗じているというのに!

「よし、誰が参加するんだ?」王麻子が尋ねた。「今回は赤い包みはないぞ、一人一箱のタバコだ!」

「俺がやる!」

「俺も!」

「俺も参加する!」

大勢の男たちが手を挙げて名乗り出た。この熱の入れようは、さっきの「目隠し花嫁探し」の時よりずっと積極的だ。

その隙に、梅子が俺の前に来て、小声で言った。「金水、あとでね、私をしっかり抱きしめて、両手でお尻を掴んでね!」

わお、彼女からこんなに積極的に来るなんて、しかもお尻を掴めだって!

俺は興奮して...