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2553話

「でも商売なんて僕は全く分からないんです。上手くできるか不安で…」僕は正直に言った。人が十万も投資してくれるのに、自分がダメにしてしまうのが怖かった。

鄭郁紅は笑いながら首を振った。「あなたはその腕前があるんだから、他のことは気にしなくていいの。自分の仕事さえきちんとこなせばいいのよ」

僕は半信半疑で尋ねた。「紅姉さん、つまり今みたいに、この仕事をするってことですか？」

「そう、それならあなた得意でしょう？」

「得意です、得意です、絶対問題ありません！」僕は胸を叩きながら何度も頷いた。

「じゃあ、残りのことはもう少し相談して、どれくらいの投資が必要か予算を立ててみましょう」彼女は笑い...