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2513話

バスタオルは大きかったが、所詮は掛け布団ではない。脇の下を通して太ももまで覆っていたものの、玉のように滑らかな丸い肩や、胸元の上の雪のように白く柔らかな肌は、どうしても露わになってしまっていた。

さらに厄介なことに、彼女が一歩踏み出すたびに、バスタオルには大きな隙間ができ、その脚、その膝、一寸一寸が目を離せないほど魅惑的だった。

完全に露出した両腕はまるで白玉で作られたかのようで、均整が取れていて言葉では表せないほど美しく、一点の欠点もない完璧さ。この女性が送ってきたのは間違いなく裕福な暮らしで、田畑仕事はおろか、料理や洗濯さえしたことがないのかもしれない……

頭の中には目の前の女性を形容する...