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2472話

「話って……何を話すっていうのよ、ふん!」

彼女の心の中はもうカンカン。さっきまではあいつを無視しようとしていたのに、今は心の中でつぶやかずにいられない。まるで家で飼いならした犬を誰かにさらわれそうな気分だった。いや、このまま放っておくわけにはいかない。

そこで彼女は回り道をして、ゆっくりと戻り始めた。

見れば、雪梅に間違いない。この娘、随分と大胆になったものだ。下着越しとはいえ、その感触はやはり刺激的すぎる。

徐依依は状況がまずいと見るや、魚のように身をひねって二人の間に割り込んだ。あっという間に場所を奪い取ると、あの小さなパンツを横にずらし、手でつかんで……

私の体が一瞬震えた。目の...