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2451話

その体つきに至っては言うまでもなく、幼い頃からすくすくと育っていて、彼女と十分に比べられるほどだった。この小娘は彼女の真似をして多少の腕前を身につけたものの、蘇妃のような大人びた様子はなく、簡単に男たちの欲望を引き起こしてしまう。

うっかり惹かれるべきでない人を惹きつけてしまい、相手が手に入らないとなると、極端な行動に走りやすい。今回のようにね。以前、自分も経験があるから、こういった事がどれほど面倒くさいかよく分かっている。

「義兄さん……一緒に行きます！」蘇威は拳を握りしめて叫んだ。

ぷっ……

義兄さん？まさか俺が義兄になるとは？こいつ何を言ってるんだ？

でも、よく言った。俺は内心...