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2443話

ごくり……

喉がぐっと大きく動き、思わず口に出かかった唾を飲み込んだ。無意識に彼女に近づいた。「どこに噛まれたの?傷を見せて」

上から下まで目で確認しながら、疑問を浮かべて彼女に尋ねた。

金香月は顔に迷いを浮かべ、最後に歯を食いしばると、手を外し、両足をゆっくりと少し開いた……

うわっ!その隙間の傷を見た瞬間、まだ傷口を見つける前から目が回りそうになった。これってまさに前回の自分と同じじゃないか。俺は例のことをしてたから、あんな厄介なところを噛まれたんだが、まさか彼女も……

思わずそんなことを考えてしまい、よく見れば、まさにあの割れ目のところだ。自分も経験があるから、彼女が用を足している時に噛...