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2392話

「あるよ、ちょうど小甜に持って行こうと思ってたんだ。あの子ったら死神みたいに急かしてくるんだ。そういえば、麗麗もなんとかしてほしいって言ってるんだけど、手伝うべきかな?ちょっと困ってるんだ」と俺は少し悩ましげに言った。

蘇妃は俺の手を掴むと、真剣な表情で言った。「それが私があなたを訪ねてきた理由なのよ。そんな腕前があるなら、嫁入り資金に困ることはないじゃない。でも、まずは私の社長の件をうまくやってからにしてね」

「効果が本当にあれば、その時は誰でも断らないさ。俺のところに客を紹介してくれれば、一緒に稼げるじゃないか。麗麗のことなら、やってもいいけど、お金は必要だぞ!」

俺はそれを聞いて、...